施工内容


2021年8月に完工いたしました
足場組立
足場専門の職人が組立を行います。
住宅塗装の施工時にはほとんどの場合で足場が必要です。2階建て住宅の場合、屋根の高さはおよそ6m以上、急な勾配もありますが当然ながら屋根の上に手すりはありません。職人たちは不安定な高所で塗料缶やローラー等を手に持ち作業を行わなければならないため、工事を安全に進めていくためには足場が必要不可欠です。(平屋の屋根でも平均3m以上)


2m以上での高所作業を行う場合には安全な足場を設けるよう厚生労働省が定める労働安全衛生規則があるため施工業者はこれを厳守する必要があります。

高圧洗浄
『高圧洗浄』と聞けば単純に『洗う』イメージですが、住宅塗装において汚れ、コケ、カビ、藻などをしっかり洗い流すことは下地処理工程の中でも重要な作業になります。






上から汚れを洗い流していくように屋根→2階→1階へと作業を進めます。






この洗浄工程が不十分なまま塗装を行えば、劣化の原因を内側に閉じ込めて一時的に外観を整えただけの工事になってしまい、数年(早ければ数ヶ月)で塗膜がひび割れたり剥がれてしまうなど、とても悲しい結果へと繋がってしまいます。

コーキング工事
コーキングとは外壁の目地などに埋まっているゴムのような部分のことです。住宅は台風や地震からくる揺れや歪みをある程度吸収するように建てられています。サイディングなど外壁の継ぎ目に弾性のあるコーキング材を使用することで目地に関節のような働きを持たせ、その伸縮性から外壁のひび割れやズレを予防しています。
全体からみれば細い目地ですが意外にも外観や耐久性に大きく関わる部分になりますのでしっかりと下地処理を行う必要があります。
旧コーキング撤去
インパクトドライバーを使用して旧コーキングを剥がしていきます。




コーキングの打ち替えでまず重要なのは旧コーキングを残らず撤去することです。きれいに取れたように見えても実は薄く残っていたりしますので、カッターで丁寧に除去しています。このとき目地底にボンドブレーカーがしっかり残っているかも確認しながら作業を進めます。剥がれていたり元々貼られていない部分には新しいボンドブレーカーを貼ります。
ボンドブレーカーとは
絶縁テープとも呼ばれる目地底に張り付けて使用するテープ類で、目地が深くない場合の二面接着を行うために使用される材料です。

細長いマスキングテープのようなタイプがよく使用されており、これまでの作業写真では目地の内側に見えている青い部分がこのボンドブレーカーになります。




コーキング養生
目地に空気が入らないようしっかりとコーキング材を満たすため充填時にはわざと多めに盛っておいてから撫でるという作業を行いますが、はみ出たコーキング材をマスキングテープと一緒に撤去することで美しい目地に仕上げることができます。養生は汚れを防ぐためだけでなく仕上げの過程でも使われるため、塗装においてはこうした養生テクニックがよく使われています。






コーキング充填
目地にプライマーを塗布(下地処理)していきます。プライマーとはコーキングと目地の密着を良くして剥離を防ぐ接着剤です。これを小さな刷毛で塗っていきます。使用した材料はオート化学工業のOP-2019です。


次にコーキングを充填します。目地に空気が入らないようしっかりとコーキング材を満たすため専用のコーキングガンで少し多めに盛っていきます。使用した材料はオート化学工業のオートンイクシードです。








目地に盛られたコーキング材を空気を抜くようにしながらヘラで押し撫でます。その後コーキング材が周囲に再付着しないようマスキングテープを巻き取ります。剥がすタイミングを誤ると充填したコーキング材が糸を引くように切れが悪い状態でテープについてきてしまうので迅速かつ丁寧に作業を進めます。






オートンイクシードは特殊高耐久ポリマー(LSポリマー)を配合することにより、これまでにない耐久性、耐候性を実現した超寿命シーリング材です。耐候年数は30年と驚きの耐候性を誇ります。

各所養生
塗装工事における養生とは、塗料の飛散を防ぐためにビニールやガムテープ・マスカー等を使って塗料が付着しないように窓やドア等を覆い隠す作業のことです。塗り替え工事では出入り口にあたる玄関などを開閉できる状態に養生します。





緑色のシートはノンスリップ養生シートという滑り止め加工されたタイプです。玄関前など人が歩く部分に敷く為のシートで破れにくいタイプになります。養生用資材を使い分けることはちゃんとした塗装店・職人であれば当然のことです。

軒天塗装
使用した材料はニッペ(日本ペイント)の水性ケンエースです。




軒天塗装は、経年で失われた美観を取り戻すだけでなく湿気からくる劣化を塗膜保護で防ぐことができます。

外壁塗装
下塗り
塗装における下塗りとは、素地と上塗り(仕上げ)塗料との密着を高め仕上がりを良くする役割のほか、塗料が持つ機能や効果を付加するためにも必要な基本となる工程です。
塗り替え工事においては傷んだ屋根や外壁の塗料の吸い込みを防ぐためにも行われます。外壁や屋根は1年中、雨風や紫外線からお住まいを守り続けており経年劣化は避けられません。傷やひび割れなど蓄積したダメージは素地をスポンジのようにしてしまうため、最初から上塗りをしてしまうと均一な塗膜が形成できず塗料の機能を充分に発揮することができません。さらには色ムラや艶ムラなど美観を損なう原因にもなります。







中塗り
塗装の基本『下塗り・中塗り・上塗り』中塗りはちょうど真ん中にあたる工程で、あまり重要ではない印象があるかもしれませんが、実は塗膜に厚みを持たせるという大切な役割があります。
膜厚は外観だけでなく耐久性にも影響するため、色付き塗料では仕上げの上塗り材を2回塗るのが一般的です。厳密には『下塗り・上塗り(1回目)・上塗り(2回目)』となるのですが、便宜上「中塗り」と呼ばれています。












上塗り
外観を決定付ける『上塗り』仕上がりを左右する最終工程、塗料が持つ機能を最大限に引き出すためにも重要です。充分な膜厚を形成することで耐久性がアップし美観を保ちながら遮熱や防汚・防カビといった塗料が持つ効果を長持ちさせることができます。










色付き塗料では耐久性や美観を保つために仕上げの上塗り材を2回塗るのが一般的で、下塗りと合わせて合計3回塗りになるのが基本であり理想です。

屋根塗装
下塗り
使用した材料はオリエンタル塗料工業のオリトベースです。








中塗り
使用した材料はアステックペイントの超低汚染リファイン500MF-IRです。




縁切り
屋根塗装で行う縁切りとは、屋根材が重なっている部分に対しカッターやヘラなどを刺し込んで塗膜を切る作業のことです。この部分が塗膜で塞がれていると屋根内部に雨水が溜まり雨漏りや腐食の原因となってしまうため、屋根材の種類や形状など縁切りが必要な場合には必ず行う作業になります。




上塗り
使用した材料は、中塗りと同じくアステックペイントの超低汚染リファイン500MF-IRです。






塗膜の劣化原因は主に紫外線です。遮熱系塗料は夏の暑さ対策だけでなく、耐久性も向上するので塗り替えが長持ちする傾向にあります。

付帯塗装
住宅塗装では屋根と外壁以外のパーツを付帯部分と呼び、雨樋や雨戸・破風板などがこれにあたりますが、屋根壁の塗り替え工事を行う際には一緒に付帯塗装もセットで行うのが一般的です。屋根壁を塗り替えると付帯部分の色褪せや劣化は想像以上に目立ちます。耐久性やコスト面も考慮し、屋根や外壁と一緒に塗り替えることをお勧めします。
各所サンドペーパーでケレン・目粗しを行い素地調整します。その後、2回塗りで仕上げます。








鋳物妻飾りの塗装ではプライマーに染めQテクノロジィのミッチャクロンマルチを使用。その後は弱溶剤フッ素を塗装しました。










塗装には美観だけでなく塗膜による保護や塗料による機能を得るというメリットがあります。経年劣化等で完全に使用限界に達する前にメンテナンス(=塗り替え)を行い、素地を長持ちさせ外観を美しく保たせる目的があります。

ベランダ防水塗装
最初に塗り替え用プライマーを塗装し、乾燥後に上塗り材を塗装します。使用した材料はいずれも日本特殊塗装(ニットク)のプルーフロンシリーズです。








傷みやすいベランダ床の経年による黒ずみやキズも消えて美しい艶がよみがえりました。劣化しやすい箇所も塗り替えによるメンテナンスを行えばキレイを長持ちさせることが出来ますよ。

木部塗装
使用した材料は和信化学工業のガードラックアクアです。




ガードラック アクアは数少ない水系木材保護塗料の先駆け的存在で抜群の耐候性と10数年の実績を誇っています。

基礎巾木塗装と塀塗装
基礎巾木とは建物を支えている基礎が地面から露出している部分のことで、塗装によるメンテナンスが推奨される箇所になります。地面に一番近く汚れも目立ちやすい部分になりますので、使用する塗料には(上塗り・下塗り共に)防カビ・防藻などの機能付き塗料がおすすめです。上塗り材は特に超撥水タイプの塗料がおすすめになります。塀や門袖壁も同じく機能性のある塗料で日頃のお手入れ時間を短縮できます。
下塗り
使用した材料はSK化研の水性ミラクシーラーエコです。







中・上塗り
基礎巾木に使用した材料はスズカファインのビーズコート基礎用Pです。








門柱・門袖壁にはアステックペイントの超低汚染リファイン1000MF-IRを使用しました。


外壁用塗料の中でも防汚性に優れた塗料は、門柱や門袖壁など人目に付きやすい外構部分にもおすすめ出来ます。

物置塗装 タッチアップ
物置塗装
お客様より「物置の天板を綺麗にしたい」とのご相談がございましたので、下地調整(ケレン・目粗し)を行い塗装いたしました。使用した材料はロックペイントのサビカットⅡです。




各所タッチアップ
タッチアップとは、小さな汚れや塗料のはみ出しなどを綺麗にしていく作業です。塗料のはみ出しなどを綺麗に整え、職人判断による補修塗りも行います。こうした作業を行うことでより美しく綺麗に、仕上がりもグッと良くなります。


仕上げ清掃
窓回りの面格子やサッシ、玄関ドアなど隅々までチェックをしながら清掃も行いました。




軒天と外壁の境目では小さな刷毛を使って真っすぐきれいなラインを出しています。

光触媒コーティング
ドットコーティングでは酸化分解能力の高い『2層コートによる不純物を含まない可視光応答型光触媒』を使用しています。
アパタイト被覆やバインダー(接着剤)といった不純物が酸化分解効果を低下させるというデータを元に熟慮を重ね、作業の手間を惜しむことなく品質の高い光触媒コーティング剤を導入しています。
全世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの発生により、除菌や抗菌など感染症対策への意識も高まる今こそ、自信をもって施工できるサービスでなければならないという職人たちの思いも込められています。
アンダーコート
まずはアンダーコートから。カップガンを使用して細かな霧状で吹き付けていきます。






トップコート
次にトップコートです。こちらもカップガンを使用して吹き付け・コーティングしていきます。アンダーもトップも黄色い液体ですが乾燥すれば透明になるので屋根や外壁のお色を邪魔する心配はありません。






以上で光触媒コーティングは完了です。このあと足場解体と最終チェック・清掃を行い工事完了となります。
J様、日頃より弊社をご愛顧いただき誠にありがとうございます!今後とも末永くお付き合いいただけるよう日々精進を重ねてまいる所存ですので、何か気になることがあればいつでもご連絡ください。

