施工内容


2022年8月に完工いたしました



足場組立
足場専門の職人が足場を組み立てます。



住宅塗装の施工時にはほとんどの場合で足場が必要です。2階建て住宅の場合、屋根の高さはおよそ6m以上、急な勾配もありますが当然ながら屋根の上に手すりはありません。職人たちは不安定な高所で塗料缶やローラー等を手に持ち作業を行わなければならないため、工事を安全に進めていくためには足場が必要不可欠です。(平屋の屋根でも平均3m以上)
すべての足場を組み終えたらメッシュシートを張ります。施工期間中、ご近隣の皆さまに出来るだけご迷惑をおかけしないよう、高圧洗浄の水しぶきや塗料の飛散を防ぐために設置します。

高圧洗浄
『高圧洗浄』と聞けば単純に『洗う』というイメージですが、住宅塗装において汚れ、苔、カビ、藻などをしっかり洗い流すことは下地処理工程の中でも重要な作業になります。






この洗浄工程を不十分なままに塗装を行えば、劣化の原因を内側に閉じ込めて一時的に外観を整えただけの工事になってしまい、数年(早ければ数ヶ月)で塗膜がひび割れたり剥がれてしまうなど、とても悲しい結果へと繋がってしまいます。






玄関アプローチの洗い出しや駐車場の土間コン・化粧ブロック塀など、塗装しない外構部分も一緒に洗浄いたしました。

各所下地処理
下地処理(素地調整)とは、塗装前に素地を整える作業のことです。経年で固着した汚れや錆などをケレンして除去したり、塗料との密着性を上げるために目粗しも行います。旧塗膜の不具合(膨れ、浮き、割れ、剥がれ、等)やサイディングの不具合(隙間、割れ、欠け、等)も下地処理で改修してから塗装工程に入ります。塗り替え工事においては『塗膜の内側』の処理になりますので、塗り替え寿命を左右するほど重要な作業です。
隙間埋め
経年劣化により発生した出隅の隙間をオートンイクシードで埋めていきます。ヘラで均(なら)し、処理部分が目立たないようきれいに処理します。






割れ欠け補修
サイディングの割れや欠けの補修・修復作業です。






ドライフレックス®は100%エポキシ樹脂が主成分の充填成型補修剤で、高い接着強度と追従性・ヤセのない仕上がりが特徴です。欠け補修の場合、サイディングの形状に合うよう完成をイメージしながら成形・補修するのがポイントです。

各所養生




塗装工事における養生とは、塗料の飛散を防ぐためにビニールやガムテープ・マスカー等を使って塗料が付着しないように窓やドア等を覆い隠す作業のことです。塗り替え工事では出入り口にあたる玄関などを開閉できる状態に養生します。






養生は塗装作業が終われば捨ててしまう使い捨て資材ですが、仕事ができる職人ほどビシッときれいに張れます。

旧コーキング撤去
コーキングとは外壁の目地などに埋まっているゴムのような部分のことです。住宅は台風や地震からくる揺れや歪みをある程度吸収するように建てられています。サイディングなど外壁の継ぎ目に弾性のあるコーキング材を使用することで目地に関節のような働きを持たせ、その伸縮性から外壁のひび割れやズレを予防しています。全体からみれば細い目地ですが意外にも外観や耐久性に大きく関わる部分になりますので塗装前にしっかりと処理します。
撤去
コーキングの打ち替えでまず重要なのは旧コーキングを残らず撤去することです。きれいに取れたように見えても実は薄く残っていたりしますので、カッターで丁寧に除去しています。このとき目地底にボンドブレーカーがしっかり残っているかも確認しながら作業を進めます。剥がれていたり元々貼られていない部分には新しいボンドブレーカーを貼ります。




コーキングの打ち替えでまず重要なのは旧コーキングを残らず撤去することです。
きれいに取れたように見えても実は薄く残っていたりしますので、カッターで丁寧に除去しています。このとき目地底にボンドブレーカーがしっかり残っているかも確認しながら作業を進めます。剥がれていたり元々貼られていない部分には新しいボンドブレーカーを貼ります。
ボンドブレーカーとは
絶縁テープとも呼ばれる目地底に張り付けて使用するテープ類で、目地が深くない場合の二面接着を行うために使用される材料です。細長いマスキングテープのようなタイプがよく使用されており、これまでの作業写真では目地の内側に見えている青い部分がこのボンドブレーカーになります。

Vカット処理
ドアや窓サッシまわりは雨漏りの原因となる可能性があるため『打ち替え工法』ではなく『打ち増し工法』で施工します。また、旧コーキングの状態によってはVカット処理を行い、劣化した部分をできるだけ撤去することで、単純に増し打ちするよりもコーキングに充分な厚みを確保・充填することができます。




サイディングの目地とは違いサッシ部分には防水処理が施されているため、旧コーキングを完全撤去することがおすすめできない現場がほとんどです。「打ち替えだから良い」「打ち増しだから悪い」といった工法のみで判断をせず、現状に適した工法で施工することが耐久性を向上させるための重要なポイントになります。

軒天塗装








軒天(のきてん)とは、外壁よりも外側に張り出した屋根や庇の裏側(いわゆる軒の裏)のことですが、見上げると見える部分であるため「軒天」や「軒天井(のきてんじょう)」と呼ばれています。玄関ポーチの天井部分や外階段の裏側も軒天となりますが、他には「上裏(あげうら)」という名称もあります。

外壁塗装
大切なお住いの外壁を塗装でメンテナンスします。劣化の主な原因は紫外線と雨風ですが、立地からも影響を受けます。深刻な内部腐食等を起こす前に塗り替えを行うことで防水性や耐久性を向上させ建物の寿命を延ばし美観も回復させます。補修が必要な場合は素地調整と合わせて下塗り前に行います。
こちらの外壁塗装は『タイル調サイディング面をダブルトーン仕上げ』『御影石調サイディング面はグラナートSP施工で石調仕上げ』に塗り替えます。一般的な塗り替え工事の工程とは若干異なりますが、塗りつぶし以外の外壁塗装でクリヤー塗装を行えない場合や、元のサイディングの形状を活かしたい場合などにおすすめしたい工法です。
下塗り
使用塗料:エポパワーシーラー




ダブルトーン面の中塗り1回目
使用塗料:超低汚染リファイン1000MF-IR(8080/スレートグレー)






グラナートSP面の中塗り1回目
使用塗料:グラナートミドルコート(7001/ダイオライト)






ダブルトーン面の中塗り2回目


ダブルトーン仕上げの上塗りは短毛ローラーを使用しますので、薄くなりがちな膜厚を2回の中塗りでしっかりと確保・フォローアップしています。




グラナートSP面の中塗り2回目




ダブルトーン面の上塗り1回目
使用塗料:超低汚染リファイン1000MF-IR(8088/モカ)




ダブルトーン(工法/仕上げ)とは、外壁色と目地色を明暗二色の配色にすることで外壁模様の立体感を際立たせる塗装技術です。中塗りは目地色を全体に塗装し、上塗りでは短毛ローラーを斜めにあててタイル調サイディングのタイル部分のみ塗装しています。この上塗りを惰性で行うと目地に塗料が入り込んでしまうので、繊細かつ慎重に作業を進める必要があります。



ダブルトーン面の上塗り2回目
短毛ローラーの1回塗りでは膜厚が足りず塗りムラが出てしまいますので、上塗りも2回塗りでしっかりと仕上げます。最後に目地に付着した塗料を筆にてタッチアップします。これがダブルトーン面の最終塗装工程になりますので、繊細かつ慎重に作業を進めます。




使用塗料:超低汚染リファイン1000MF-IR(8088/モカ)




グラナートSP面の隙間処理
下塗りから中塗りまでに埋まらなかった隙間をコークボンドで埋めます。




サイディングの隙間には種類があり、補修が必要なものと不要なものがあります。発生の主な原因は経年劣化で、お住いの環境やサイディングの素材・形状によって隙間具合も変わります。美観を損なう原因にもなるため、気になる隙間がある場合は住宅塗装専門店に点検を依頼されることをおすすめします。

グラナートSP面のひび割れ補修
使用材料:オートンイクシード




グラナートSP施工前養生




グラナートSPトップコート吹き付け
リシンガンによる吹き付け塗装を行います。グラナートSPは、大手ハウスメーカー(旭化成、パナホーム等)にも採用されている外壁用塗料です。クリヤータイプのシリコン塗料に多彩模様となる塗膜チップを配合することで、骨材等を使用している他社塗料よりも軽くて丈夫な塗膜を形成することができます。










グラナートSPは一般的な塗り替え工事で行われる単色塗り(1色や2色のツートン)よりも工程数が増えるため、施工費用はかかりますが『新築時の外観が大きく変わることに不安を感じられる方』や『思い切って雰囲気を一新したい方』『デザインにこだわりたい方』に人気の高い塗料です。

付帯塗装
住宅塗装では屋根と外壁以外のパーツを付帯部分と呼び、雨樋や雨戸・破風板などがこれにあたります。傷みやすい付帯部分が経年劣化で完全に使用限界に達する前に塗り替えることで素地を長持ちさせながら外観を美しく保つことができます。
屋根周り付帯塗装
塩ビ鋼板が使われている破風などはブリード現象が起きないよう下地処理します。




発錆箇所は水性錆転換塗料でタッチアップします。


下塗りと錆補修を終え、しっかりと乾燥させたのち上塗りを2回塗りで仕上げます。






※ここまでは外壁グラナートSP施工前までに作業しています
続・付帯塗装
※ここからは外壁グラナートSP施工後に作業しています




ケレン後、塩ビゾルウレタンプライマーを塗布。




上塗りを2回塗りで仕上げます。




今回施工している2種類の外壁塗装工法のうち、グラナートSPの最終工程(トップコート/上塗り)は吹き付け塗装です。塗り替え工事全体の塗装工程をスムーズに進行するため、この上塗りを行う前に屋根周りの付帯塗装を先に施工しています。養生回数の無駄を省き、塗料の飛散・付着を防止することで施工品質もアップします。

屋根塗装
大切なお住いの屋根を塗装でメンテナンスします。屋根材は多種多様で塗り替えが可能かの事前調査が不可欠です。常に紫外線と雨風を受け続ける場所ですが、目視が難しいため劣化に気付くことが遅れるという特徴があります。もしも塗装ではメンテナンスしきれない状態だった場合はカバー工法など最適なご提案をいたします。
下塗り






中塗り






上塗り




使用塗料:スーパーシャネツサーモ(F)エフ


スーパーシャネツサーモ(F)エフは、従来のフッ素樹脂塗料をしのぐ最高ランクの耐候性と優れた遮熱性も持ち合わせた超高機能の屋根用フッ素樹脂塗料です。

仕上げコーキング工事
外壁の目地などに埋まっているゴムのような部分『コーキング』。住宅などの建物は台風や地震からくる揺れや歪みをある程度吸収するように建てられています。サイディングなど外壁の継ぎ目に弾性のあるコーキング材を使用することで目地に関節のような働きを持たせ、その伸縮性から外壁のひび割れやズレを予防しています。
打設前養生








充填・打設






完了




コーキングを打ち替えるタイミングが外壁塗装よりも前の場合を「先打ち」、後の場合を「後打ち」と呼びます。(例:先打ち工法など) どちらの工法で施工するかは使用する塗料や材料、建材や素地の状態により変わります。また、後打ちで行う色付きコーキング施工は仕上げコーキングとも呼ばれます。

タッチアップ




着工以前から設置済みの配線や塩ビパイプ等を結束していたインシュロックが劣化しておりましたので新品に取り替えました。


タッチアップとは、小さな汚れや塗料のはみ出しなどを綺麗にしていく作業です。塗料のはみ出しなどを綺麗に整え、職人判断による補修塗りも行います。こうした作業を行うことでより美しく綺麗に、仕上がりもグッと良くなります。

光触媒コーティング
ドットコーティングでは酸化分解能力の高い『2層コートによる不純物を含まない可視光応答型光触媒』を使用しています。アパタイト被覆やバインダー(接着剤)といった不純物が酸化分解効果を低下させるというデータを元に熟慮を重ね、作業の手間を惜しむことなく品質の高い光触媒コーティング剤を導入しています。
アンダーコート
酸化分解能力が高い光触媒材を使用する場合、まずは基材(建物)を保護するためのコーティングを施します。屋外用の光触媒材がフルパワーで効果を発揮できるよう下準備している段階です。








トップコート
色付き塗料の吹き付けとは異なる技術が必要なコーティング作業は、塗装職人の中でも得手不得手の差が顕著に表れます。厚過ぎず薄過ぎず適正な膜厚だからこそ、光触媒の機能を最大限に引き出し長持ちさせることが出来ます。








塗り替え後の美しい状態を長く維持できるよう、すみずみまでコーティングします。光触媒のセルフクリーニング効果『防汚・防カビ・防藻』といった美観維持には欠かせない三大機能で大切なお住まいを守ります。

濡縁塗装
経年で色褪せた濡れ縁を塗装で蘇らせます。




木と木の間は隙間刷毛を使って丁寧に塗り込みます。塗料を吸い込ませることで木目を生かした仕上がりになりますのでムラのないよう慎重に塗装します。

完工



M様、日頃より弊社をご愛顧いただき誠にありがとうございます!今後とも末永くお付き合いいただけるよう日々精進を重ねてまいる所存ですので、何か気になることがあればいつでもご連絡ください。

